うわーーー!木炭忘れたー!!
どうしよう!木炭買える店まで100kmくらいあるのに、、、、!
あ、でもこのへんにたくさん木落ちてっけどこれでよくね?
いや、でもこれじゃダメだから木炭売ってるんだよな?
てか木炭と薪の違いってなに???
こんな疑問に答えます!
木炭のメリット
煙がでにくい
煙がでないってわけじゃあありません。だってふつうに炭火焼きって炭の匂いつくし。
出にくいってだけです。
でも薪と比べたら圧倒的に出にくいです!
長持ちする
良質な炭ほど長持ちします。
ホームセンターとかドンキで売られているような炭はあまり良質じゃないので、そこまで長持ちしませんが、その代わりデメリットが緩和されていたりします。
火力が安定している
木炭は基本的に炎がでて燃え盛るわけではないです。
熾火(おきび)と言って、炭が赤く光っているのが炭が燃えている状態です。
この赤い光から遠赤外線が出て、安定した熱量が供給されるので、火力が安定します。
木炭のデメリット
着火まで時間がかかる
火をつけると一応赤くなって燃えはするんですが、ごくごく狭い範囲のみでなかなか広範囲まで熾火になりません。
あるていど広い範囲まで熾火になって全体の温度があがってやっと安定して燃え続けるようになります。
手が汚れる
木炭は直接触れると手が真っ黒になってなかなか落ちないので、軍手やグローブ、トングなどでつかむようにしましょう。
薪のメリット
どこにでもある
ただの枯れ木なので、どこにでもあります。
完全に枯れて乾いた木はよく燃えるのでおすすめです。
木を折ってみて、パキッと簡単に折れたら枯れていて乾燥している可能性が高いです。
火がつくのがはやい
薪に火がつくと基本的には炎が燃え盛るようになるので、一度火がつけば一気に燃え広がります。
とくに細かくて枯れた乾燥した木であればすごい勢いで燃えます。
薪のデメリット
火力が安定しない
薪が燃え盛るときの炎の特徴として、メラメラといろんな大きさで燃えるので、火力が安定しないということが挙げられます。
なので、低温調理をしたいとか、一定の温度で焼きたいといった場合には不向きです。
煙が多く出る
とくに生木を燃やしてしまったときには煙がかなりたくさんでます。
はやく燃え尽きる
実際にやってみるとわかりますが、薪は燃え盛るので、けっこうすぐに燃え切ってしまいます。
なので、薪を集めるときは太くて大きな木も集めておくと、いくらか火が長持ちします。
木炭と薪の使い分け
木炭は料理に向いている
先に書いたように、木炭は火が付きにくいかわりに一度火がつくと安定した火力を提供してくれるので、料理に向いています。
だからBBQでは木炭があったほうがいいんですね。
薪は暖をとったり、周りを照らすのに向いている
それとは対照的に、薪はぐわーっと燃え盛るので、暖かいし明るいです。
なので、暖をとった温まったり、周りを照らすことに向いています。
薪では料理できないのか?
熾火(おきび)を利用する
薪の火は燃え盛る炎になって火力が安定しないことが多いので、基本的には料理には向きません。
じゃあ料理はしないほうがいいのかというと答えはNOです。
木炭の火力が安定している理由は熾火にあります。熾火からは遠赤外線が出て安定した火力を提供してくれます。
薪で料理するときにも、熾火を発生させれば安定した火力で料理ができるようになります。
熾火のおこしかた
薪は、一度燃え盛った後少し炭化してそこの部分が熾火になります。
木炭と比べて熾火が維持される時間は短いですが、熾火状態の薪を量産して料理すれば一定の火力で料理をすることもできます。
最大火力で調理
そんな熾火とかめんどくせーーー!!!!!ってひとは、炎をマックスで燃やして、最大火力で料理するのもありです(笑)
焦がしさえしなければ、意外とおいしくできることが多いです。
まとめ|木炭と薪の違い
木炭と薪の違いとは、簡単にいうと
- 燃えやすさ
- 維持のしやすさ
- 火力の安定感
といったところでしょうか。
この違いを理解していれば、冒頭のような忘れ物をしても薪のみで対処できると思います。
実際に木炭って絶対に必要か?と言われると薪でもどうにかなるかもしれませんね。
木炭なしバーベキュー、是非みなさんも試してみて下さい!
では!