こんにちは!
私は学生時代の夏休みによく離島のジャングルで登山をしたりサバイバル生活をして遊んでいました。
森やジャングルの中には正確な登山道はないんですが、先人たちが木々に目印のテープがつけられていて迷いにくいようになっています。
そのテープに沿って行けば迷わず目的地に着けるなんてよゆーじゃん!って思ったら大間違い!!
何も考えずに突入したら余裕で迷いますし、実際遭難者もよく出ていました。
なんで目印もあるのに迷うのか?
迷いにくくするためにはどうすればいいか?
今回はこの二点について、自分がジャングルや登山でサバイバルしてきた経験から説明していきたいと思います。
目印があるのに迷う理由
木々の生い茂った山やジャングルの登山ルートでは、道に迷わないように先人たちが木にテープをつけたりしてくれています。
テープを見つけたら、目の届く範囲に次のテープがあるのでテープを追っていけば迷わずに目的地にたどり着けるのが理想です。
そう、理想なんです。。。
冒頭でも書いたとおり、目印があったら迷わないんじゃ・・・??と思うのもごもっともなんですが、
現実は、
・別のルートに同じ色のテープが使われている
・テープが朽ちてしまっている
・道がなくなったように見えている
・地形が変わっている
などの理由で迷いまくりです。
少なくともテープがあれば何かしらのルート内ではあるので迷いにくくはなりますが、完璧ではないんですね。
テープがたくさんありすぎる
まず、ルートによりますがそもそもテープがたくさんあってどれを使うか迷います!
先人たち優しすぎ頑張りすぎです。
とはいえ、ほとんどが色違いのテープを使っているので、赤いテープなら次も赤、黄色のテープなら次も黄色という風に追っていけば基本的には問題ないです。
別のルートに同じ色のテープが使われている
赤いテープを追って進んでいたら、分かれ道で右にも赤いテープ、左にも赤いテープなんてことがあります。
別のルートなら別の色のテープを使ってほしいです。
かなりややこしいですが、後から説明する斥候作戦を使ったり、テープの朽ち具合を見てどちらに進むか判断します。
テープが朽ちてしまっている
テープが古すぎて朽ちて無くなってしまっている場合があります。
分かれ道で本来は右にテープがつけてあるはずが、朽ちてしまっているとどちらに行けばいいかわからず迷っています。
この場合もあとから説明する斥候作戦が使えます。
道がなくなったように見えている
ジャングルや草木の生い茂る山ならではですが、去年までは道があった場所が、草木が成長したり倒木などが原因で道に見えなくなってしまうことがあります。
こういった場合も後述の斥候作戦が使えます。
地形が変わっている
土砂崩れなどで地形が変わってしまっている場合もあります。
大きく地形が変わってしまっている場合はかなり難易度が上がってしまいます。
迂回するために新たに道を開拓しなければならないからです。
・テープがありすぎる
・別のルートに同じ色のテープが使われている
・テープが朽ちてしまっている
・道がなくなったように見えている
・地形が変わっている
迷いにくくするための方法
そもそもですが、目印がなくなったのにがむしゃらに進んではいけません。
目印がなくなって道がわからなくなったなと思ったら、斥候作戦が使えます。
斥候作戦とは?
まず、斥候作戦は2人以上でなければ使えません。
2.残りのメンバーで、待機地点の人の声が届く範囲で次の目印を探して歩き回ります。
3.誰かが次の目印を見つけたら大声で知らせて、全員でそこに集合します。
これだけです。
斥候作戦をやっても次の目印が見つからない場合は、次のルートに相当の自信がない限りは引き返すことをオススメします。
斥候作戦のメリットデメリット
斥候作戦の最大のメリットは、次の目印が見つからなかったときに、簡単に最後に目印があった地点まで戻れることです。
ジャングルでは道なき道を進むので、一度来た道を確実に戻れるとは限りません。
最後に目印があった地点に誰かを待機させることで、確実に迷う前の地点まで戻ることができます。
つまり、遭難する確率がぐっと下がります。
デメリットは、一人のときや雨や防風などで声が聞こえないときに使いにくいことです。
遭難する確率が大きく下がる
声が届かないときや一人のときは使いにくい
まとめ|目印があるのに道に迷う理由と対処方法
いかがだったでしょうか?
斥候作戦は学生時代に友人とよく使っていた技で、道に迷う類の遭難はしにくくなるのでおススメです。
ジャングルや森林地帯を冒険するときは是非つかってみてください!
では!