こんにちは!
今回は火吹き棒の使い方について解説したいと思います!
火吹き棒買っていざ焚き火に挑戦してみたけどぜーんぜんつかん!
こういう経験がある方!火吹き棒の使い方が間違っているかもしれません!
この記事では、
・火吹き棒の使い方やコツ
・火吹き棒の間違った使い方
を解説していきます!
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どういうときに火吹き棒を使うのか
火が燃えるためには
- 燃料
- 酸素
- 熱源
が必要です。
火の三要素
火吹き棒はこの3つのうちの酸素を効率よく供給するためのツールです。
もっと言うと、酸素を送ることで効率的に熱量(温度)をあげるためのツールです。
なので、火吹き棒が威力を発揮するのは
・酸素は足りてるけどもっと欲しいとき
です。
キャンプや焚き火、炭火の状況に照らし合わせると
・酸素は足りてるけどもっと欲しいとき→早く火を大きくしたいとき
ですね!
これらの場面では効率よく酸素供給する必要があるので火吹き棒が役立ちます!
・早く火を大きくしたいとき※燃料、熱が十分にあることが前提
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火吹き棒の使い方
口をつけるかつけないか
よく言われているのが、火吹き棒の根元(空気を送り込む部分)には、口をつけない方が効率よく空気を送り込むことができるということです。
口をつけないで吹くと、周囲の空気を巻き込むことができるためだそうです。
が!あんまりイメージ沸かないですよね?
実験してみたところ、径の大きな棒を吹く場合には口をつけない方が効率良くなりますが、普通に売られている火吹き棒の場合は口をつけて吹いたほうが効率が良いです。
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火吹き棒を使うタイミング
火吹き棒が威力を発揮するのは、熾火(おきび、くすぶっている火のこと)がある程度出来上がっているときです。
火がついた直後や熱があがっていないときに空気を送り込むと火が消えてしまいます。
最初にも書きましたが、熱、燃料がそろった状態になって初めて火吹き棒の出番です。
熾火になるとちょっとやそっとじゃ消えないので、まさに火吹き棒のタイミングです。
例えば上の画像のとき、これはかなりガッツリ熾火になっていますが、この状態から発火させたいとき、炎を燃え盛らせたいときに空気を送ると一瞬で燃え盛ります。
火吹き棒を使うと、これより小さな熾火でも効率よく発火させることができます。
火吹き棒を上手に使うコツ
火吹き棒は狙ったところにピンポイントに空気を送れるツールですが、実際はあまりピンポイントに狙わない方がいいです。
いや、正確には狙うんですが、狙う場所は火をつけたい場所ではなくて、焚き火の底です。
私のやり方は、地面や焚き火台に向かって吹き当てて、焚き火全体に空気が流れ込むようなイメージで吹きます。
そうすると焚き火全体に空気が流れてたくさんの酸素が供給されるので、効率良く火を大きくすることができます。
また、一瞬強く吹くよりも、ゆっくり長く息を吹いた方が熱量の上がりも良いです。
一瞬強く吹くと温度は一瞬しか上昇しないのに対して、長く吹くと吹いている時間ずっと温度が上がり続けるからです。
・普通の火吹き棒は口をつけて吹く
・熾火になってから使う
・焚き火全体に空気がいきわたるように長くゆっくりと空気を送る
火吹き棒の間違った使い方
火起こしの最初で使う
消えにくい市販の着火剤などを使用するときは別ですが、焚き火などで自然のものだけを使うときには、序盤すぎるタイミングで使うと火が消えてしまいます。
先にも書いたように熾火が出来上がってからが火吹き棒の出番です。
例えば上の画像のようなときは、まだ火も小さく、薪もすぐに燃え尽きてしまうような量なのでまだ火吹き棒の出番ではないです。
一気に吹き込む
一気に空気を送り込むと、一瞬燃え盛るかもしれませんが、温度も一瞬しか上がらないので効率的ではありません。
ゆっくり長く空気を送り込むことで高い温度がキープされて、結果全体の温度も上がっていきます。
吸い込む
火吹き棒から直接吸い込む人はなかなかレアだと思います。
意外とやりがちなのが、空気を吸い込むときに正面を向いたままで煙を大量に吸い込んでしまうことです。
必ず焚き火のない方向を向いて息を吸うようにしましょう。
・火起こしの最初に使う
・一気に吹き込む
・煙を吸い込む
まとめ|火吹き棒の使い方
ざっくりですが火吹き棒の使い方でした!
上手に使えば焚き火が出来上がるまでの時間がぐっと短縮します!
うまく使いこなせるようになると友人から「魔法の息かけて!」って言われますよw
では!