海でシュノーケルしたい!でもどんなものを買えばいいかわからない。。。ぜんぶ同じにみえる。。。
シュノーケルってやったことない人からすればぜんぜんイメージわかないし、ましてや道具の選び方なんてまったくわかりませんよね。
今回は初心者の方にもわかるようにシュノーケリングマスク、シュノーケルの選び方を解説してきます。
私のすむ沖縄はエメラルドブルーの海に囲まれていて、海に入るだけで非日常が味わえる最高の環境です。そんな沖縄の海の中をを気軽に、じっくり、簡単に観察できるのがシュノーケリングです。今回はシュノーケリングに必[…]
シュノーケリングマスクの選び方
シュノーケリングマスクの種類で選ぶ
一眼タイプ
レンズ間にしきりがなく、ひとつになっているタイプのマスクです。
メリットとしては、視野が広く表情もわかりやすいため、他の人とコミュニケーションがとりやすいことがあげられます。
デメリットは、内容積が大きいため慣れないうちはマスククリアが少し難しい点です。
しかし、慣れてしまえば全く気にならなくなります。
シュノーケル用マスクは一眼タイプのものが多いです。
二眼タイプ
レンズ間にしきりがあってレンズは2枚組になっているタイプです。
メリットは、内容積が小さいためマスククリアが比較的容易な点と、レンズを度付きに交換できる点です。
なので視力が悪い方でも二眼タイプのマスクであれば問題なくシュノーケリングを楽しむことができます。
デメリットは、一眼タイプと比べると視野が狭くなっている点です。
ものによってはサイドビューがついているものもありますし、支障をきたすレベルではありません。
フルフェイスタイプ
顔全面が覆われているタイプで、最近話題になっています。
メリットは、視野が広いこともそうですが、一番は鼻呼吸ができる点です。
従来のマスクは鼻が覆われていて、シュノーケルを用いた口呼吸しかできませんでしたが、フルフェイスタイプは鼻呼吸もできるので、今まで口呼吸が嫌でシュノーケリングを避けていた人も問題なく楽しめるでしょう。
デメリットは耳抜きができないことです。
深く潜る際には耳抜きが必要になるのですが、そのとき鼻をつまむ必要があります。フルフェイスマスクは鼻をつまむことができないので耳抜きができません。
鼻をつままずに耳抜きができる人や、そもそも潜るつもりはないという人は大きなデメリットにはなりません。
スカートで選ぶ
スカートとは、マスクが顔に触れる部分で、ほとんどがシリコン製です。
色は透明のものや、黒いものが多いです。
透明のスカートはクリアな分自然な感じで、視野も広くなった感じがします。
ただ使い古すと黄ばみがでてきます。
黒いタイプのスカートの場合は黄ばみも目立ちません。
水中でカメラを使いたい方は、黒いスカートの方が外から入る光を遮れるためファインダーが見やすいメリットがあります。
シュノーケリングマスクとスキューバダイビング用マスクとの違い
見た目ではあまり大きな違いはありませんが、スキューバでは深く潜るため、水圧に耐えられるようシュノーケル用マスクよりは強化されていることが多いです。
レンズが強化ガラスであったり、ネジで固定されていたり、スカートが二重になっていたりです。
ちなみに私自身シュノーケル用のマスクで20mくらい素潜りで潜りますがまったく問題なく使用できています。
通常のシュノーケルで使用したり、少し潜ったりする分にはダイビング用を選ぶ必要はないと思います。
UVカットは必要?
シュノーケル中はずっと太陽を背にして海底をみているので、UVカットはいらないんじゃないか。という意見もあります。
ただ、海中からの乱反射や照り返しもけっこう馬鹿にならないので、絶対に日焼けしたくない!って方はUVカットを選んだ方が無難です。
シュノーケルの選び方
シュノーケルの基本
シュノーケルは筒状の管になっていて、咥えて筒の先が水面にでることで空気の通り道を作って呼吸をすることができます。
筒の長さや太さ、マウスピースのサイズなどで違いはありますが、基本的には普通の体格であれば男性なら男性用、女性なら女性用を使えば問題ありません。
関連記事:素潜り歴20年が教えるシュノーケルの仕組み、使い方
シュノーケルの種類
ストレートタイプ(J型)
最もシンプルなタイプです。そのまんまJの形をしている筒ですね。
蛇腹型
筒の途中が柔らかくなっていて、可動域が広くなっているタイプです。
ずっと泳ぎ続けているとこの可動域が原因でシュノーケルが後ろに引っ張られて、咥える力を強くしなければならないため、疲労がおおきくなります。
ただ、シュノーケルの場合は泳ぎ続けるというよりは漂いながら海面散歩という感じなのでそこまで疲労は感じません。
ラップアラウンド型
こちらは顔の形にそって筒が曲がっているタイプです。水の抵抗が少なく、蛇腹型のように疲労しにくくなります。
浸水防止機能
シュノーケルから水が入ってくると水を飲んでしまったり、呼吸ができなくなってしまいます。
そのため、水を排出したり、そもそも入ってこないようにする機能が備わっている場合があります。
排水弁
咥えるところのすぐ下にあります。
排水弁がないタイプでは、水を排出するときには息を強く吐いてシュノーケル先端から水を排出するのですが、排水弁があるとシュノーケル先端から排水するよりも短い距離で排水できるので、息を吐く力をあまり必要としないですみます。
ドライトップ
ドライシュノーケル、ドライアッパーともいいます。
シュノーケルの先端から水が入ってくると自動で弁がしまり、浸水してこない構造になっています。
スプラッシュガード
水しぶきや小さな波が原因でシュノーケルの先端から水がはいってくるのを防ぎます。
おすすめメーカー
マスクやシュノーケルを販売しているメーカーはいくつかありますが、シュノーケリングに関して言えば下の3つから選んでOKです。
REEF TOURER
Reef Tourerのシュノーケリングセットです。
一眼タイプのマスクに、スカートは黒とクリアから選べます。
シュノーケルは排水弁とスプラッシュガードがついています。
2000円から3000円で購入できる商品が多いです。
AQA
AQAのシュノーケリングセットです。
マスクはクリアと黒から選べる一眼タイプです。
シュノーケルは排水弁がついていて、ドライトップで水が入ってこない構造になってます。
こちらも5000円以内で購入できます。
Hele i Waho
Hele i wahoのシュノーケリングセットです。
こちらもクリアと黒スカートが選べる一眼タイプのマスクですね。
シュノーケルは排水弁とスプラッシュガードがついています。
こちらも5000円以内で購入できます。
まとめ
シュノーケル用のセットはダイビング用と違って気軽に安価にそろえることができます。
道具をそろえたら、実際の使い方についても解説していますので是非こちらもみていってください。
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