火吹き棒には
- 伸縮型
- 分割型
- 一体型
といった種類に分かれています。
この中でも伸縮型はコンパクトで安価で種類も多いので、近くのアウトドアショップやamazonなどでもよく見かけますよね。
ただ、いろんなメーカーからいろんな伸縮型の火吹き棒が出ているので、どれを選べばいいかわからないし、違いも分かりにくいです。
違いがないなら安いものを買えばいいと思いますが、違いがあるなら、しっかりと理解して、自分の使い方にぴったりのものを選びたいものです。
ということで、伸縮型の火吹き棒を、それぞれ違いも解説しながら9個紹介したいと思います。
伸縮型の火吹き棒のメリット・デメリット
メリット
伸縮型の火吹き棒のメリットは
コンパクトで安いことです。
コンパクト
なんといってもこれが一番のメリットじゃないでしょうか。
というか伸縮するんだからコンパクトじゃないと困る。
ほとんどが手のひらサイズやペンサイズです。
中には太いマーカーくらいの大きさのものもありますが、基本的にはかなりコンパクトにできています。
安い
伸縮型の火吹き棒はほとんど1000円以下で売られています。
今回紹介するものもほとんど1000円以下で、高くても2000円しないものばかりです。
デメリット
無くしやすい
コンパクトが故になくしやすい。。。
これは小さいものの宿命かもしれません。
ただ、ポケットに掛けれたり、カラビナを使って身に着けたりと各メーカーで無くなりにくいようにいろいろ工夫がされています。
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伸縮型火吹き棒の選び方
長さ、オプションを気にすべし!
個人的には伸縮型火吹き棒を選ぶときに重要なのは、
- 長さ
- オプション
だと思います。
オプションというのは、火吹き棒の用途以外の便利機能ですね。
長さ
火吹き棒そのものは、長いと80cmくらいのものもありますが、伸縮型火吹き棒の場合は長くても60cm程度です。
収納時で10cm前後、最大40~60cmといったところです。
個人的には60cmがオススメです。
短い方のメリットがあまりないからです。
そもそも伸縮タイプなので、短く使うこともできますから、あえて短いものを選ぶメリットは少ないと思います。
オプション
冒頭でも書きましたが、伸縮タイプの火吹き棒ってどれも似たり寄ったりなんですよね。
構造が簡単なので仕方ないですが。
なので、各メーカーも他と差別化をはかるため(?)にいろんなオプションがあります。
キャプテンスタッグの火吹き棒はポケットにボールペンみたいに掛けることができますし、
VASTLANDはケースにカラビナがついています。
他にも火打石とセットのものもあります。
こういうメーカー毎のオプションもけっこう大事だと思います。
好みに応じて口径も
意外とみんな気にしてない?のが口径です。
とくに先端の径ですね。
先端の径が細いほど流れる空気のスピードは速くなります(空気の量は変わりません)。
スピードが速いほうが周囲の空気を巻き込んで乱流になってより多くの空気が火にあたる気がします(実際のところはわかりません)。
ただ、先端の径が細いとその分圧をかけないといけないので、疲れやすいです。
何が言いたいかというと、先端の径が細い方が効率が良さそうだけど疲れるから好みに合わせてねってことです。
ちなみに、口元の径が大きい場合は口を離して使用した方が効率がいいですよ!
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重さ、素材も気にする?
他のサイトを見ていると火吹き棒の重さや素材に言及している所も多いですが、伸縮型に限っていえば、あんまり気にしなくていいと思います。
そもそもコンパクトなんだから重さが倍違っても大差ないですし、重いものでもせいぜい100g程度です。
ちなみにiPhone12proの重さが187gらしいですが、ほとんどの伸縮型火吹き棒がその半分から1/10くらいの重さです。
素材に関しても、伸縮型の場合はほぼほぼステンレスです。
一部アルミを使っている部分もありますが、大部分がステンレスです。
そこで差別化はされていないので、素材に関しても気にする必要はないと思います。
伸縮型火吹き棒のオススメ9選
ということでいままで書いたことを踏まえて、オススメの伸縮型火吹き棒を紹介していきます。
気にするべき点は
- 長さ
- 径
- オプション
ですね。
ただ、径については記載のない商品も多いです。。。
私が持っているキャプテンスタッグの火吹き棒も直径の記載はないのですが、実際に測ってみたので参考にしてください。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) ポケット火吹き棒 スライド火吹き棒
キャプテンスタッグからは二種類の火吹き棒が出ています。
細め、短めのポケット火吹き棒と
太め、長めのスライド火吹き棒(L)です。
ポケット火吹き棒
径:先端0.4cm 口元1.5cm
オプション:布の入れ物、ペンのようにポケットに掛けることができる
スライド火吹き棒(L)
径:先端0.9cm 口元1.7cm
オプション:布の入れ物、ペンのようにポケットに掛けることができる
※リンクは短いポケット火吹き棒になってますが、リンク先でスライド火吹き棒を選択できます。
VASTLAND(ヴァストランド)
径:先端0.5cm 口元1cm
オプション:カラビナ付きケースが4色から選べる
Bush Craft(ブッシュクラフト)ファイヤーブラスター
径:先端?cm 口元?cm
オプション:本革ケース
Maxboost(マックスブースト) ポケットふいご
径:先端?cm 口元1.2cm
オプション:永久保証
Ouk
径:先端?cm 口元?cm
オプション:カラビナ付きケースが3色から選べる
Jialefu
径:先端0.5cm 口元?cm
オプション:シルバーケース、先端が引き抜きやすい構造、唇に優しい
Ribitek
径:先端?cm 口元?cm
オプション:火打ち石、ナイフ、ホイッスルがセット
Be SURVIVOR
径:先端?cm 口元1.2cm
オプション:先端が伸ばしやすい、口元にシリコン、カラビナ付きケース
長さ | 直径 | オプション | |
キャプテンスタッグ ポケット火吹き棒 | 11 ~ 48 cm | 先端 0.4 cm 口元 1.5 cm | 布ケース クリップ付き |
キャプテンスタッグ スライド火吹き棒(L) | 18 ~ 63 cm | 先端 0.9 cm 口元 1.7 cm | 布ケース クリップ付き |
VASTLAND | 13 ~ 62 cm | 先端 0.5 cm 口元 1.0 cm | カラビナ付きケース 4色から選べるケース |
BushCraft ファイヤーブラスター | 9.2 ~ 47.6 cm | 先端 ? cm 口元 ? cm | 本革ケース |
Maxboost ポケットふいご | 9.5 ~ 48.5 cm | 先端 ? cm 口元 1.2?cm | 永久保証 |
Ouk | 13 ~ 62 cm | 先端 ? cm 口元 ? cm | カラビナ付きケース 3色から選べるケース |
Jialefu | 13.7 ~ 62 cm | 先端 0.5 cm 口元 ? cm | シルバーケース 先端が引き抜きやすい 唇に優しい |
Ribitek | 13 ~ 62 cm | 先端 ? cm 口元 ? cm | 火打石、ナイフ、ホイッスル付き |
Be SURVIVOR | 13.5 ~ 80 cm | 先端 ? cm 口元 1.2 cm | 先端が伸ばしやすい 口元にシリコン カラビナ付きケース |
まとめ|オススメの伸縮型の火吹き棒9選
早見表をみてわかるように、伸縮型火吹き棒のスペックそのものは大差ありません。
- カラビナ付きケース
- 口元に優しい設計
- 先端が伸ばしやすい設計
など、火吹き棒そのものの機能プラスアルファの機能が充実しているものを購入すると満足できる買い物ができると思います。
他にもいいものがあれば随時追加していきます!
では!